星状神経節ブロック
レーザー治療に携わって早24年が過ぎようとしています。改めて交感神経ブロックについて考えてみると始めた頃と今とでは大きな違いがあります。
最初は星状神経節ブロックをレーザー光線で施術したら全身の交感神経がブロックされて副交感神経が働き始めて血管が拡張され全身の血行が上がるものだと思っていました。
今はそうではなくレーザー光線を照射した交感神経節から先の交感神経がブロックされるということです。つまり、交感神経節ブロックをレーザー光線で照射した場合は、その交感神経節から上行し、自律神経の中枢、視床下部には副交感神経を優位にすることは見られないということ。
今は、脳の血行を上げるホメオスタシス照射法を施術することにより視床下部はホメオスタシス効果で自律神経の副交感神経を働かせます。そして、全身の血管が拡張されて四肢末端までの血行が上がり各細胞での新陳代謝が活発になり痛みの悪循環が改善されます。
交感神経は、脳から脊髄を通過しT1~T5から出て頚部上部に上行し、頭頚部、上肢、心臓、肺などに分布します。T6~L2 から出て腹部、腰部の臓器に分布します。また、内臓器に分布以外に末梢血管、立毛筋にも分布します
星状神経節ブロック
自律神経(交感神経&副交感神経)
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